南房総市 相続,空き家相談室<農地付き空き家の処分事例>すばる司法書士事務所

今回は、千葉県南房総市白浜にある空き家を処分できたケースを紹介いたします!


実は、今回の空き家は、南房総市の海を見渡せる最高の立地なのですが、令和元年の台風被害に遭い、屋根は吹き飛ばされ、雨漏りが酷い状態でした。
そして、何より農地(畑)も一緒に所有されていたのです。

農地が一緒で何が問題かと言いますと、農地の処分は、農地法という法律で規制されており、基本的には譲り渡す相手が農家でないと譲渡出来ないのです!
※市街化区域という、相手が農家でなくても譲り渡す事が出来る地域もありますが、行政が定めた限られた地域に限られるのです。

こちらが当時の屋根の様子です。屋根がほとんど飛ばされてしまっています。
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こちらは、雨漏りがしている部屋です。雨で床がめくれ上がってしまっています。
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<ご依頼の経緯>
ご依頼者のお父さんが住まれていて、そのお父さまが亡くなられた為、南房総市の空き家と農地と合わせて相続されました。※相続であれば農家でなくても農地を引き継げます。
そして、今回の空き家を不動産業者さんに引き取って貰おうと査定を出してもらったところ、「空き家は買い取る事が出来るが、農地は、そのままになってしまう。」
と言われたそうです。
※農地法の規制が原因です。不動産業者さんでは、農地を引き取ることはできません。
しかし、農地のみ残しておいても、水道負担金、固定資産税等の負担がずっと残ってしまいます。
そこで、農地ごと処分する方法を模索する事になりました。

<解決案>
農地は、農家さんに引き取って貰うのが一番です。
しかし、地方の農地は引き取り手が無く、処分に苦戦してしまいます。
そこで、今回は戸建て付きという事をアピールして探す事にしました。
知り合いの農家を当たっていると、富里の農家さんが、食べられる小さい花(エディブルフラワー)の生産を開始していて、霜の降らない千葉県の南の方で農地が欲しいという方を見つける事が出来ました。

早速現地に一緒に行き、建物内部と農地を見て頂きました。
屋根の損壊が激しく、リフォーム費用が不明だったのですが、引き取りに承諾していただき、無事農地と合わせて現状のまま処分をする事が出来ました。
※農地を処分する場合は、農業委員会の許可を得なければなりません。今回は、買主が農家だったので許可を得ることが出来ました。

<処分できたポイント>
1,戸建ての立地が良く、海の見える点を気に入って貰えたこと
2,タイミング良く、南房総市の農地を取得したい方とお会い出来たこと。

処分できた方は、農地を管理する心配も無くなり、とても清々しくなったと仰って頂きました。
この様に農地付きの空き家の処分に困っている方も是非ご相談ください!

最後にリフォーム後の写真を掲載いたします。

床を張り替え、キレイになりました。
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テラスから海が見えます。
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ここは、農作業スペースになる予定です。
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今後、農地にハウスが立つ予定なので、さらにどう変わるか楽しみですね!